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ひねもすのたりのたりの暮らし方

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私の好きな張家港の公園

私の好きな張家港の公園

この小さな街の市街地図に載っている公園は、5つ。そして公園まではいかないが、緑地帯として公園のようなものが10数箇所。
実に緑が多い。しかしそれは人工的なものがすべてだ。
ほとんどが石畳の広場に、花壇、背の低い植え込み、これから大きくなっていくであろう樹木である。夏は照り返しがひどくて、お好み焼きの鉄板の上にいるようだ。だから公園と言っても大きな木が植わって、日陰で涼むということのできるものは少ない。しかし目の保養にはよい。

公園の中でお気に入りは「沙州公園」である。

沙州公園

もともと入場料のいる公園だったらしいが、今は無料で開放されている。
公園路の入り口をはいるとすぐに鳥居のような門があり、その上に「沙州公園」と書いてある。
やはりここも石畳。でもこの奥は大きな木が茂り、夏の時期木陰がうれしい公園である。
木陰のベンチでは横になって寝ている人、恋人らしき二人が寄り添ったり、新聞を読んでいる人がいたり・・・
ただ、よその公園のように、座ってトランプやマージャンをしている人は殆んど見かけない。(その後、時間帯によってはトランプをしたりしている人が居たのをよく見かける)
その林を通りぬける途中小さな人工の滝がありそこから小川が流れている。清流とは程遠い水が流れている。この流れは、公園の隣を流れている運河から水を引いてきた堀に流れ込む。
堀をたどると小さな池に出る。貸しボートが暇そうに泊まっていた。池の手前には、水滸伝を書いた人の像が、この地に滞在していたとかで立っている。その横にはこれも人工の岩山(われわれは夫婦はこれをサル山と呼ぶ)がある(そびえてはいない)。池の回りは遊歩道になっていて柳や桜、梅などが植えてある。
池の奥は遊具のある遊びの広場になっていて変な飛行機(本物らしい)が置いてある。

その次にお気に入りは「張家港公園」。
以前は水上公園と呼ばれていたらしい。その名のとおり、大きな池と小さな池がある。
なぜ好きかというと、この池の周りに植えてある柳の下の水際がすきなのである。それは土手が無いからである。

張家港公園

ここは残念ながら入場料が5元必要だ。(2006年春から無料)
入り口を入るとすぐ大きな池が目に入る。その周りには、合歓の花、シロバナザクロ、タイサンボク、柳、木犀などいろんな木が植えてある。

大きい池を通り過ぎると、これまたサル山の出現。その裏には小さな池がある。そこには鉄でできた水車とサル山から流れる滝があり、水面には睡蓮が浮かぶ。
池に流れ込む川にはつり橋が架かりそれを渡ると芝生の広場。よこには、何種類かの木が種類別にそれぞれ小さな林になっている。

沙州公園と張家港公園は私の心と目のオアシスなのである。緑や花に合いたいときでかける公園である。


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